1983-04-26 第98回国会 衆議院 環境委員会 第7号
○大塩説明員 お答えいたします。 湖沼法におきましては、湖沼の水質保全に関する基本方針を示しまして、これに基づいて知事が計画を立て、その計画を達成するために規制の措置を導入するということで、総合的、計画的に湖沼の水質保全対策を進めようというのがこの法案のねらいでございます。 ただいまお話しございましたのは、湖沼によって水質汚濁の原因はさまざまでございます。
○大塩説明員 お答えいたします。 湖沼法におきましては、湖沼の水質保全に関する基本方針を示しまして、これに基づいて知事が計画を立て、その計画を達成するために規制の措置を導入するということで、総合的、計画的に湖沼の水質保全対策を進めようというのがこの法案のねらいでございます。 ただいまお話しございましたのは、湖沼によって水質汚濁の原因はさまざまでございます。
○大塩説明員 お答えいたします。 指針の作成の段階で環境保全に関する事項が詰められるということになろうかと存じますが、地下水の汚染については、現行の法体系では、人の健康に影響を及ぼすような物質については、特定施設からの環境への流出の防止についての配慮規定はございますが、地下水そのものの汚染について規定した制度は現在ございません。
○大塩説明員 お答えいたします。 私どもが検討しております法案につきましての大筋の枠については合意がなされているというように考えておりますが、これが法律として成立し、施行される段階での具体的な基準等につきまして、その細部につきまして現在調整が行われているということでございます。
○大塩説明員 お答えいたします。 わが国の湖沼のうち、環境基準を達成しているものは全体の四割程度にすぎないということから、湖沼の水質の悪化が最近特に問題になっているわけでございます。
○大塩説明員 お答えいたします。 湖沼はそれぞれの地域特性がございますので、具体的な対策につきましては知事さんがお立てになるという基本的な考え方で、国がそれを全面的に支援するという形の法律の制度の仕組みをつくりまして、現在関係省庁と鋭意調整中でございまして、まとまり次第今国会にその湖沼環境保全のための特別措置法案として提案したいということでございます。
○大塩説明員 お答えいたします。 琵琶湖総合開発特別措置法の問題につきましては、地元の滋賀県の意向を十分聞きながら、国土庁で検討されるべきことであろうかと思いますが、この件につきましては、まだ私どもも正式なお話は伺っておらないわけでございます。
○大塩説明員 お答えいたします。 湖沼につきましては、それぞれ治水、利水その他いろいろな目的がいまのところあるわけでございますが、湖中堤につきましては、環境保全に支障を及ぼさないように配慮することが必要であると考えております。
○大塩説明員 お答えいたします。 その辺の事情をつまびらかにいたしておりませんが、環境庁が発足いたしましたのは四十六年の七月でございます。
○大塩説明員 お答えいたします。
○大塩説明員 お答えいたします。 お示しの水素イオン濃度二以下の強い酸性の廃水の量あるいはその水質の状況から見てまいりますと、過去におきまして採掘した坑道等から溶出してくるものであり、その生産規模、累積に応じて質が悪化したものというように考えております。ただし、この付近におきましては、若干付近の地質等から、そういった酸性のある程度低い水が自然的に湧出していたという事実もございます。
○大塩説明員 お答えいたします。 私どもは昨年の十一月を目途に結論を得べく努力したわけでございますが、なお意見が分かれて、残念ながら事務当局といたしましてまとめることができなかったわけでございますが、その後引き続きこの関係につきましては調整を行っておりますので、できるだけ早く結論を得るように今後とも努力してまいる考えでございます。
○大塩説明員 お答えいたします。 先ほど御指摘になられましたように水質汚濁につきましては多種多様の要因がございまして、それぞれにつきまして適切な対策をとる必要がございます。
○大塩説明員 お答えいたします。 環境庁といたしましては、いわゆる河川、海域等の公共用水域については環境基準を設定いたしまして、必要な対策などを講じているわけでございますが、御指摘の運河は、いわゆる公共用水域の水面として指定されております。
○大塩説明員 お答えいたします。 現実の状況を詳細に存じておりませんが、先ほどの報告によりますと、運河が港の施設としての機能を失ったがために、その航行等についての支障等の関係から、しゅんせつが十分でなかったというように聞いております。
○大塩説明員 お答えいたします。 霞ヶ浦の水質につきましては、先ほど御指摘がありましたように、各種の汚濁源からの排水のために水質は悪化をいたしております上に、富栄養化という現象が進行いたしまして、アオコが発生する等、深刻な事態になってございます。
○大塩説明員 お答えいたします。 環境庁におきましては、五十三年度から、窒素に比較いたしまして一応除去の技術の見通しがございます燐につきまして、環境指導指針策定のための調査を実施しており、これによって燐の環境上の目標となるべきレベルを利水目的に応じて検討することといたしております。
○大塩説明員 先生お示しの、環境庁が出しました十四項目の意見につきましては、主要幹線道路並びにアクセス及び四十三号線と、多岐にわたる内容のものでございますので、私どもは兵庫県知事にそのような、さらに十分検討するように申し入れたわけでございまして、これについて現在まで、十分納得がいく説明は受けておりません。
○大塩説明員 この件につきましては一昨年来、兵庫県から再三説明を受けておりますけれども、御指摘の処分の段階におきまして私どもは説明を受けておりません。
○大塩説明員 お答えいたします。 窒素酸化物の測定にはいろいろな方法がございます。大気汚染防止法に基づきます測定方法は、いわゆるザルツマン法に基づくものでございますので、先ほどお示しのケミルミ法とは違う方法でございます。
○大塩説明員 お答えいたします。 航空審議会の答申の資料によりますと、三地点におきます窒素酸化物の濃度について御指摘のような数字が挙がっていることを承知いたしております。なお、この方法につきましては、測定方法並びに測定期間が違うと伺っております。
○大塩説明員 お答えいたします。 南総開発計画の環境問題に対する環境庁としての方針を取りまとめるため、先週来長崎県、農林省から事情の説明を受けてまいりましたが、なお検討すべき点がございますので、来週中を目途に庁内調整を終了するよう作業を進めているところでございます。
○大塩説明員 お答えいたします。 先ほど来お話ございましたように、環境庁といたしましては近く評価書案をいただきますとともに、審査に入るわけでございます。この場合の見通しでございますが、先ほど来お話ございましたように、縦覧、説明会等評価書案の内容の周知が行われて、それに基づいて地域住民の意見、関係自治体の意見が提出されるとともに、それに対する公団の措置が検討されるわけでございます。
○大塩説明員 お答えいたします。 諫早湾の干拓計画につきましては、その実施に先立ちまして公有水面埋立法に基づく手続によりまして、所管大臣から環境庁長官の意見を求められることになると存じます。
○大塩説明員 環境庁に陳情に来られます際に、政務次官並びに私どもが先生のおっしゃられたことを申したことは事実でございます。ただいま運輸省の方で審査中でございますので、環境庁の判断を述べるわけにはまいりませんけれども、問題と今後取り組むとすれば、そういう方向で取り組むという考え方でございます。
○大塩説明員 先ほど申し上げましたように、環境庁といたしましては、新大隅開発計画の内容について県から資料の送付を受けている段階でございます。この中に記載がございますが、石油精製あるいは石油備蓄、あるいは食品加工とかいうような業種は想定されておりますが、具体的な規模等については今後の調査結果によって決める、このように承知いたしております。
○大塩説明員 御承知のように、この地区は国定公園の区域でございます。この公園の中あるいは隣接して開発が具体的に行われる規模によって、環境庁としての関与の仕方が若干変わるということも考えられますが、基本的には自然公園法に基づきまして環境庁長官に協議があるというのがたてまえでございます。
○大塩説明員 現在、環境庁といたしましては、新大隅開発計画に関与いたしておりませんけれども、将来この計画が具体化されるという段階におきましては、環境庁といたしましては、徹底した環境影響調査を行い、いわゆる環境影響評価を実施して、関係者の意見を聞いた上で計画を決定すべきであるというふうに考えております。
○大塩説明員 環境影響評価の制度につきましては現在鋭意検討中でございます。今回環境庁が示しましたむつ小川原総合開発計画の環境影響評価実施に際しての指針は、御承知のようにむつ小川原総合開発会議の申し合わせによりまして環境保全が図られる範囲内で計画を作成する、こういうことになってございますので、環境庁といたしましては環境保全に万全を期するよう今後とも県を十分指導していくことといたしております。
○大塩説明員 むつ小川原の総合開発計画につきましては、環境庁もその推移等につきましては報告を受けているわけでございます。
○大塩説明員 環境アセスメントに際しましての企業の資料の提供の方法でございますが、この点につきましては、一般的には環境情報を公開してそれに対する意見を意思決定に反映させるというアセスメントの基本的な考え方がございます。この点につきましては、現在中公審の環境影響部会で御審議いただいておりますので、その点、今後そういった方法がわが国の制度として定着化する、このように私どもは判断いたしております。
○大塩説明員 富津の埋め立て計画につきましては、港湾審議会あるいは埋め立てについての手続を経ることが必要でございます。環境庁の環境審査は、港湾計画の場合、中央の港湾審議会で審議されるに際しまして運輸省から御説明を聞き、その段階から正式に環境審査を行う段階になっております。したがって、現在その埋め立て計画について環境審査を行う段階には至っておらないわけでございます。
○大塩説明員 苫小牧東部の大規模工業基地についての環境アセスメントは、現在補完見直し中でございます。 石炭火力の発電所の立地についての環境アセスメントにつきましては、私どもはやはり地域全体との整合というのが重要である、このように考えております。
○大塩説明員 石炭火力発電所につきましては、電調審の連絡会議におきまして議題とはなってございますが、先ほど申し上げましたように、地域全体のアセスメントができ上って、その枠の中で石炭火力をどのように評価するかという問題がございますので、私どもといたしましては、やはり地域全体のアセスメントが同時に提出されるように意見を申し上げているところでございます。